只見町は、「人と自然の共生」を目指し、「自然首都・只見」を宣言しました。その後、ユネスコエコパークに登録され、振興を図ろうとしています。しかし、少子高齢化等により、年々その活力は失われ、子どもの元気な姿を見る機会も減り、将来に対する漠然とした不安が生まれつつあります。
また、穏やかな日常生活を送るために、日々、支援を必要とされる方々も増えております。
確かに今、多くの困難があり、大変厳しい環境にあることは否めません。
しかしながら、そういう中にあっても只見町の小学生は、持続的な社会づくりを目指すために、現在や過去から考えるのではなく、望ましい目標から考え、今何をすべきかという発想で勉強しています。
同じく、只見中学校の生徒も新聞紙を再利用したエコバッグを制作し、町内の商店に提供し、町民の皆さんに使用してもらうことを願いながら、環境を考えるという取り組みをしています。
このように、子どもたちは、しっかりと将来を見据えた行動をしています。
私たち大人も現状からではなく、SDGs(持続可能な開発目標)に向かって、今何をするべきかという発想で考えて、まちづくりに取り組んでいきます。
皆様、ぜひ只見町に興味を持って頂き、お越しください。心から歓迎申し上げます。
只見町長 渡部 勇夫