只見川の支流、伊南川や黒谷川は清冽な川ゆえにアユが生息するにはうってつけで、アユ釣りの名所として知られている。
アユは別名、香りの良いことから香魚、寿命が一年なので年魚などと呼ばれており、旬である夏に味わう塩焼きが格別。味と香りの両者が楽しめる。
伊南川のアユ解禁は7月中旬頃。これは日本一遅く、大型で身のひきしまったアユが竿にかかることだろう。
アユの食べ方は塩焼き、つくだ煮がおいしいです。 アユはなわばり意識がつよく、自分のテリトリーに入り込んだ他のアユには、猛然と体当たりまでして追い出そうとします。しかもその徹底さは並みではなく、相手がテリトリー内から出て行かないと、何度でも攻撃を繰り返します。この習性を利用したのが友釣りです。おとりアユを仕掛け、そのそばにハリをつけておきます。体当たりしているうちに、ハリに掛かってしまうというわけです。
最盛期の7月~8月中旬は、なわばり意識のつよまる時期です。